2017/08/17.Thu

障害者雇用(2017年8月17日配信『下野新聞』-「雷鳴抄」) 


 障害、障がい、ハンディキャップ…。後ろ向きではなく、積極的な表現として米国で20年前から使われているのが「チャレンジド」という言葉。10年前からは辞書にも載っているそうだ
 
▼生命保険協会県協会主催の研修会「障がい者雇用」が宇都宮市内であった。障害者就労支援の幅広い活動に取り組むNPO法人チャレンジド・コミュニティの金井光一(かないこういち)理事長らが障害者雇用の課題などを説いた

▼ちなみにチャレンジドとは「生まれながらに挑戦するように運命づけられた人たち」を意味する。法人名にも取り入れ「自立」「参加」「協働」をキーワードに日々、チャレンジドを応援しているという

▼栃木県の障害者雇用を巡る状況は厳しい。2016年は法定雇用率2%に届かない1・90%で全国平均の1・92%をも下回る。18年度からは精神障害者が対象に加わり法定雇用率も2・2%に上昇しハードルはさらに上がる

▼栃木県の企業が障害者に冷たいわけではないと信じたい。「どうやって採用したらいいか分からない」などと悩んでいるのなら、同法人が県から委託を受けるコンサルティングサービスを受けるのも一計だろう

▼金井さんによれば「福祉とは幸せに生きることへの支援」だという。チャレンジドの幸せな人生を実現するため、企業が一歩前に出る努力が求められている。

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2017/08/16.Wed

「多様な生き方、いいんだよ」聴覚障害の子ども向け…LGBT紹介DVD制作(2017年8月15日配信『読売新聞』)

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撮影の打ち合わせをする今村彩子さん(左)と前田健成さん=東京都港区で(2017年8月8日配信『中日新聞』-「夕刊」)

 聴覚障害を持つLGBT(性的少数者)の人たちの生き方を、聴覚障害の子どもに伝えるDVD「11歳の君へ~いろんなカタチの好き~」の制作が進んでいる。

 企画したのは聴覚障害がある映画監督の今村彩子さん(38)。「世の中には様々な生き方があっていいんだよ、と伝えたい」と話す。

 今村さんは聴覚障害者の生き方がテーマの映画をこれまでに26本制作した。今回は、障害者にも多様な性や恋愛の形があることを紹介したいと、思春期の子どもに向けて作った。

 インタビューに答える形でDVDに出演するのは、聴覚障害を持ち、生まれつきの性別への違和感から女性から男性になった人や同性愛者ら5組。

 登場する一人で、東京都東村山市の手話講師、菊川れんさん(42)は、物心ついた頃から男性という自分の性に違和感があった。24歳の時、聴覚障害者で、男性から女性になったアメリカ人に出会い、自分の気持ちに正直に、女性として生きることを決意した。現在、同じ聴覚障害者の 喜久よしひさ さん(63)と生活している。

 れんさんは「必ず目標となる人がいる。自分の思うままの生き方をすればいい」と思いを伝える。

 DVD制作費は、インターネット上で資金を募る「クラウドファンディング」を活用。資金が集まれば、発売は11月、価格は1枚3000円(税別)を予定している。問い合わせは、Studio AYA(スタジオ・アヤ)へメール(studio_aya_ai@yahoo.co.jp)で。
           ◇
【LGBT】  レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の英語の頭文字を並べた総称。電通の調査では日本人の約7%が当事者とされる。性別に違和感がある場合、性別適合手術、ホルモン治療などが可能だが、治療を受けずに生活する人も多い。

DVD「11歳の君へ ~いろんなカタチの好き~」(2017年秋完成予定)
ドキュメンタリー/80分(予定)/日本語・日本語字幕

​〈内容〉
ろうLGBTのそれぞれの生い立ちや仕事、家族のことについてのインタビューと
LGBTの知識編の二部構成

【第一部】みんなにインタビュー
加納 晶さん/菊川 れんさん/辻 海里さん
辻 斗真さん/山崎 悦子さん

【第二部】もっと知ろう
・4つの性(からだの性・こころの性・好きになる性・性表現)
・LGBTの手話表現
・傷つける言葉・アウティングについて
・カミングアウトについて

監修/風間 孝(中京大学教授)


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2017/08/15.Tue

“音のない戦争”後世へ 富山の団体、聴覚障害者の証言映像化(2017年8月15日配信『北日本新聞』)

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 富山市の手話サークル「とわの会」(塩見七恵会長)は、聴覚障害者たちが手話で戦争体験を語る姿を一つの映像にまとめた。富山大空襲や玉音放送、満州からの引き揚げ…。“音のない世界の戦争”を振り返り、平和の尊さを力強く訴えている。

 過去に撮影した映像を編集しており、亡くなった出演者も多い。企画した副会長の針山和雄さん(69)=富山市高畠町=は「後世に残していかなければいけない」とし、DVD作成などを検討している。

 針山さんは、富山ろう学校(現・富山聴覚総合支援学校)の教員を長年務めた。聴覚障害者の記憶を残そうと、過去に同学校であったイベントなどで撮影された映像を編集た。



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2017/08/15.Tue

手話甲子園PRへ 公式キャラのLINEスタンプ(2017年8月14日配信『日本海新聞』)

 10月1日に鳥取市で開かれる「第4回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」をPRする無料通信アプリLINE(ライン)の公式スタンプ=写真=ができた。高校生をモチーフにした公式キャラクターが、手話やジェスチャーで会話する様子をデザインしている。

 鳥取市在住のデザイナーClara(クララ)さんのデザイン。第1回大会から活躍する公式キャラクターが「幸せ」「アイラブユー」「ありがとう」「お疲れさま」などを手話で表現し、若者に人気のラインで手話を身近に感じてもらう狙いがある。

 販売価格は1セット(スタンプ40種類)120円で、売り上げは寄付金として大会運営費に充てる。実行委事務局の県障がい福祉課は「高校生にも気軽に使ってもらい、大会を盛り上げてほしい」としている。

甲子園



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2017/08/13.Sun

採用試験をバリアフリーに 京都・向日市で点字受験(2017年8月13日配信『京都新聞』)

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以前の向日市の採用試験実施要項には、身体障害者の受験について、自力での通勤や活字文による出題への対応などが要件として記されている

 雇用のあらゆる場面で障害者差別を禁じた障害者雇用促進法の改正を受け、京都府向日市(むこうし)が10月22日から始める身体障害者対象の職員採用試験で、点字の問題文や手話通訳などを介した面接を導入する。活字文のみの出題や口頭での面接に対応できる、などとした従来の要件を「門戸を狭める」として撤廃した。

 市では同日に1次試験、11月中旬に個別面接の2次試験を行い、事務職若干名を来年4月1日採用する。

 今月17日までの受付期間中、点字での受験や、面接の際に筆談や手話通訳の配置を申請できる。拡大鏡や点字用具などの持ち込みも認める。

 市は2012年度から採用試験を5回実施。いずれも、点字を除いた活字印刷文での出題と口頭による面接の他、自力での通勤や介助者なしの勤務が可能であることを受験資格としていた。

 今後、雇用枠の拡大が見込まれる中、4年ぶりとなる本年度の試験を機に、これらの条件を撤廃する。16年4月の同法改正で、事業主は採用時や採用後に「合理的配慮」を提供することが義務となった。市人事課は「合理的配慮のあり方について試行錯誤し、働きやすい環境づくりなど受け入れ体制を整える必要がある」とする。

 長岡京市では、障害者団体の要望を受け、既に昨年度の採用試験から同様の受験資格を撤廃。点字試験を導入済みで、本年度も実施する。筆談や手話通訳による面接には以前から対応していた。

 大山崎町は昨年度、自力通勤や介助者なし勤務の条件をなくした。点字試験は導入していない。本年度も同様の実施を検討中という。



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2017/08/13.Sun

筆談用ホワイトボード100枚作成(2017年8月13日配信『愛媛新聞』)

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和やかな雰囲気でホワイトボード作りに取り組む参加者

 全国障害者スポーツ大会で伊予市を訪れる聴覚障害の選手らにおもてなしの気持ちを伝えようと、筆談用ミニホワイトボード作りが11日、伊予市尾崎の市総合保健福祉センターであり、地域の女性ら22人が100枚を手作りした。

 障スポ大会で情報支援ボランティアを担う森川美恵子さん(60)=同市上三谷=の呼び掛けで、森川さんが講師を務める市の手話奉仕員養成講座の受講者や、縫製ボランティアサークルのメンバーらが参加した。

 ホワイトボードは縦15センチ、横25センチほど。布のカバーを掛けてペンを差し、二つ折りにして手軽に持ち運べるようになっている。

 参加者は持ち寄った布を、型紙に沿って切る、ボードを貼り付ける、ミシン掛けをして形を整えるなどの工程に分かれ手際よく仕上げた。

 完成品は市内の競技会場の関係者らに配る予定。森川さんは「手話ができなくても、(ホワイトボードを持つことで)聞こえない人が何か困っていると思ったときに話しかけやすくなれば」と期待した。



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2017/08/13.Sun

 「人生は恐れを知らぬ冒険」(2017年8月13日配信『毎日新聞』-「余禄」)

 「人生は恐れを知らぬ冒険か、それとも無か。そのどちらかである」とはヘレン・ケラーの言葉だ。見えない、聞こえないという障害を持ちながらアン・サリバン先生の忍耐強い教育で話すことができるようになった

▲「奇跡の人」という映画や舞台は有名だが、ヘレンが女性参政権を求め、人種差別や死刑反対の政治活動に熱心だったことを知る人は少ないかもしれない。日本など世界各国を訪れ、多くの人に影響を与えた。まさに冒険に満ちた生涯だった

▲現在の日本にも盲ろうの人が推計約1万4000人いる。視覚障害と聴覚障害は法律に規定されているが、「盲ろう」は法的な定義がなく、教育や福祉の保障については遅れている

▲「宇宙の中にひとり取り残された感覚」「1日が40時間にも50時間にも思える」。そんな人々の暮らしを追ったドキュメンタリー映画「もうろうをいきる」(西原孝至監督)が今月26日、東京・ポレポレ東中野を皮切りに全国で順次公開される

▲佐渡でひとり暮らしをする女性、震災と津波に遭った石巻で生きる男性、柔道を続けながら結婚するために自立を目指す広島の青年。まったく見えず聞こえない人もいれば、耳元の声なら聞こえる人、視界の中心部だけ見える人もいる

▲家族の世話や福祉で守られているだけではない。その暮らしは実に多様だ。「指点字(ゆびてんじ)」「触手話(しょくしゅわ)」などのコミュニケーションを使って周囲との豊かな人間関係を紡いでいる。それぞれが「恐れを知らぬ冒険」の人生を歩んでいる。

映画の概要
製作:シグロ 
企画:NPO法人バリアフリー映画研究会 
企画・製作:山上徹二郎、大河内直之、北岡賢剛 
プロデューサー:小町谷健彦 
監督:西原孝至 
撮影:加藤孝信 
   山本大輔 
協力:全国盲ろう者協会 
   各地の盲ろう者友の会 
   東京大学先端科学技術研究センター・福島研究室 
   NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター(MASC) 
   Palabra株式会社ほか 
作品仕様:撮影HD/完成時間・90分/完成2017年4月

s-もうろう2

盲ろうを生きる

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2017/08/12.Sat

山の日 手話ガイドと八島湿原散策(2017年8月12日配信『長野日報』)

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 手話に親しみながら夏の八島湿原の魅力を味わった参加者たち

 長野県が主催する「手話に親しみながら信州の山を歩くイベント」が11日、下諏訪町郊外の八島ケ原湿原であった。聴覚に障がいがある人もない人も、子どもから熟年層まで約20人が参加。深緑に夏の花が映える湿原で、手話通訳を介してガイドツアーを楽しみ、交流を広げた。

 昨年3月の県手話言語条例施行を機に、「信州山の日」とのコラボレーションで始まったイベント。2年目の今年は、「信州山の日」の7月23日に上田市の美ケ原高原、「山の日」の8月11日に八島湿原でそれぞれ行った。

 参加者は3グループに分かれて、大きなハート型をした八島湿原を1周した。各グループに地元の霧ケ峰インタープリター(自然解説者)と県の手話通訳者がつき、手話や小型のホワイトボードの筆談で、湿原の歴史や構造、今が見頃の草花などを解説。参加者同士も、積極的に手話を使って質問したり感想を話した。

 男性参加者は「声によるガイドだと内容が分からないので、きょうのツアーを楽しみにしていました」と、楽しそうに湿原の自然に目を凝らしていた。

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八島ヶ原湿原(やしまがはらしつげん)は、長野県の中央に位置する八ヶ岳中信高原国定公園中部の霧ヶ峰の北西部に位置する標高約1632mの高層湿原。

長野県手話言語条例➡ここをクリック(タップ)



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2017/08/12.Sat

トルコの都市サムスンは、大きなイベントの目撃者となりました(2017年8月12日配信『トルコ・ラジオ・テレビ協会オフィシャルサイト 』)

 デフリンピックです。97か国から3000人を超える選手たちが参加したデフリンピックの総コーディネーター、セルカン・バルタジュ氏は、オリンピックの試合の際に連絡を取り合うために、手話の訓練を多くの人数に普及させ、聴覚障害者を楽にし、イベントについて多くの国から支援の要請を受けたと述べました。

 バルタジュ氏は、サムスン市民が全種目を関心を持って観戦し、トリビューンを埋め尽くしたと伝えました。

 デフリンピックではロシアが金メダル85個、銀メダル53個、銅メダル61個を獲得して首位、ウクライナが金メダル18個、銀メダル20個、銅メダル10個を獲得して2位になり、トルコは個人種目とチーム種目で金メダル7個、銀メダル7個、銅メダル21個を獲得しました。



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2017/08/11.Fri

ふるまい料理特集 発信!伊予農高記者 五色姫寿司(伊予市)(2017年8月11日配信『愛媛新聞』)

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五色姫寿司とつみれ汁

 伊予市の国体会場には、ふるまい料理の一つとして地元産の食材だけを使った手作りの五色姫寿司と、エソのすり身のつみれ汁がお目見えする。

 五色姫寿司とは、伊予市食生活改善推進協議会(食改協・本田恵津子会長、270人)が地産地消を心がけ、地元産のアナゴやエビ、ショウガなどを使って作るバラ寿司。毎年3月の五色姫復活祭に出品するようになったのにちなみ名付けた。

 エソのそぼろのピンクや錦糸卵の黄色、ニンジンのオレンジと彩り鮮やかで、見た目にもおいしそうだ。だしをとるちりめんや具材の魚介、野菜類などすべて地元産にこだわっているのが特徴。

 「アナゴは2回付け焼きし、エビは塩ゆでに…」と、食改協会員の口からすらすらと作り方が出てくる。

 5月下旬、えひめ大会リハーサル大会のバレーボール競技(聴覚障がい者の部)会場でふるまわれた料理を試食。「伊予市そのものを表したような味」を体感した。

 競技見物に来た市内の和田義孝さん(74)、邦子さん(69)夫婦は「そぼろもアナゴも甘くて良い」「伊予市の海の幸満載でおいしかった。(国体に)来る人に喜ばれるだろう」と堪能していた。

 食改協前会長の高岡小夜子さん(82)は「遠来の人々の心に残るようもてなしたい」と腕によりをかける。

【目線】
 取材が昼時だったので、色鮮やかな五色姫寿司やつみれ汁を見ていると、おなかがすいた。国体の出場選手や関係者、観客にもぜひ、この鮮やかでおいしい料理を賞味してもらいたい。



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