2015
Jun
30
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広がる手話の可能性 聴覚障害者鳥取県大会
広がる手話の可能性 聴覚障害者鳥取県大会(2015年6月29日配信『日本海新聞』)
「第59回鳥取県ろうあ者大会」(県聴覚障害者協会主催、新日本海新聞社など後援)が28日、鳥取市扇町の県民ふれあい会館であった。県内の聴覚障害者や支援者、手話の学習者ら約200人が参加。講演などを通じて、聴覚障害者がより豊かな暮らしができる社会の実現を目指すことを確認した。
手話言語条例による意識の変化について語る庄崎さん=28日、鳥取市扇町の県民ふれあい会館
昨秋、同会館で第1回大会のあった全国高校生手話パフォーマンス甲子園の審査委員長で、俳優・演出家の庄崎隆志さん(53)が「心に響く言葉を伝えよう-手話言語とともに」と題して講演した。
障害や国、性別などを超えた表現、パフォーマンスを実践してきた聴覚障害者の庄崎さんは、演劇上演において「鳥取県手話言語条例ができ、手話が言語と認識され、観客の意識が変わった。そして私たち表現する側も認識が変わり、より練習するようになった。新しい出発点になる手話表現をしていきたい」と語った。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の手話パフォーマンスも披露。通常の手話表現に加えて障害や手話の知識の有無にかかわらずイメージできるような動きを織り交ぜて表現し、観客は手話が持つ可能性を体感していた。
広報Y.T
「第59回鳥取県ろうあ者大会」(県聴覚障害者協会主催、新日本海新聞社など後援)が28日、鳥取市扇町の県民ふれあい会館であった。県内の聴覚障害者や支援者、手話の学習者ら約200人が参加。講演などを通じて、聴覚障害者がより豊かな暮らしができる社会の実現を目指すことを確認した。
手話言語条例による意識の変化について語る庄崎さん=28日、鳥取市扇町の県民ふれあい会館
昨秋、同会館で第1回大会のあった全国高校生手話パフォーマンス甲子園の審査委員長で、俳優・演出家の庄崎隆志さん(53)が「心に響く言葉を伝えよう-手話言語とともに」と題して講演した。
障害や国、性別などを超えた表現、パフォーマンスを実践してきた聴覚障害者の庄崎さんは、演劇上演において「鳥取県手話言語条例ができ、手話が言語と認識され、観客の意識が変わった。そして私たち表現する側も認識が変わり、より練習するようになった。新しい出発点になる手話表現をしていきたい」と語った。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の手話パフォーマンスも披露。通常の手話表現に加えて障害や手話の知識の有無にかかわらずイメージできるような動きを織り交ぜて表現し、観客は手話が持つ可能性を体感していた。
広報Y.T