2017/08/08.Tue

【トップは語る】 シバントス社長 補聴器普及へイメージアップ目指す(2017年8月8日配信『Sankei Biz』)

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 シバントス社長・芳賀圭子さん(52)

 --今年1月に医療機器メーカーから転身、社長に就任した。国内の補聴器市場をどうみるか
 「当社が扱っているのは独シーメンスの『シグニア補聴器』だ。世界展開されている製品のため各国の市場の違いも分かるが、日本では消費者の補聴器に対するイメージがまだまだよくない。近年は性能に加え、デザインや大きさの面でも改良が進んでいるが、あまり知られていないように思う。難聴に対する理解も乏しい。日本では人口の11.3%(約1430万人)が自己申告で難聴と自覚しているとされるが、補聴器の所有率はこのうちの13.5%程度にとどまる。この比率は他の先進国に比べて低い数字だ」

 --そうした環境の中で、まず何を当面の重点施策として進めるか
 「難聴と補聴器についてもっと消費者にアピールする必要がある。『聞く』ことに困っている方々への補聴器の適正な普及を目指し、ユーザーの生活の質向上に多方面から取り組んでいきたい。まずは『イメージアップ』と『顧客満足度』を重点施策とし、イベントや社会貢献活動を通じて補聴器を実際に見て、触れる機会を設けるなど、難聴や補聴器への理解を深めていきたい。ユーザーの声を聞き、最新のテクノロジー&サービスでより良い『聞こえる』を提供したい」

 --ユーザー以外の関係者に対する啓発も必要だ
 「難聴は、認知症の危険因子の一つとされており業界団体や販売店と協力し啓蒙(けいもう)を進めていきたい。聴覚関連のエキスパートや耳鼻科医を招き、補聴器販売に携わる人向けにセミナーを開催するなど、知識の向上と技術習得を目的に最先端の知見を定期的に情報共有している。ウェブやイベントを通じて製品や難聴に関する正しい知識を広め、認知度の向上を加速する考えだ」

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【プロフィル】芳賀圭子
 はが・けいこ 東京女子大文理卒。1987年、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル入社。ジョンソン・エンド・ジョンソン、エドワーズライフサイエンスを経て2017年1月から現職。岩手県出身。




広報Y.T
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