2017/08/07.Mon

音のない世界、疑似体験 静けさの中で「対話」(2017年8月7日配信『朝日新聞』)

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手で影絵を作り、様々な形を表現する参加者たち=東京都渋谷区

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ヘッドセットを着けて音を遮断し、言葉を使わず箱の中身を伝え合う参加者たち

 音のない世界を疑似体験し、言葉に頼らずコミュニケーションを楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」が東京都渋谷区の「ルミネ ゼロ」で開催されている。日本では初開催で、20日まで。

 参加者は音を遮断するヘッドセットを装着。聴覚障害のある案内人に率いられ、顔の表情やボディーランゲージのみで「対話」する。1998年にドイツで始まり、世界6カ国で100万人以上が体験した。

 会場には七つの部屋があり、異なる体験ができる。「手のダンス」では参加者が影絵で様々な形や物を表現。「顔のギャラリー」では表情のみで「喜び」や「怒り」などの気持ちを表し、「形と手」では箱の中身を身ぶり手ぶりで伝え合う。

 総合プロデューサーの志村真介さんは「単なる聴覚障害の疑似体験ではなく、言葉の壁を越えた人とのつながりを感じてほしい。東京五輪・パラリンピックに向け、多くの外国人が日本を訪れている中、この体験は外国語が話せなくてもコミュニケーションをスムーズにしてくれるはず」と話す。

 1回約90分。参加費は一般4千円、大学生3千円、小中高生2千円。問い合わせは080・4160・3103(午前10時~午後9時)。

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広報Y.T
広報部