2016/09/30.Fri

【プロレス】大仁田、聴覚障害者プロレスに参戦を決意

【プロレス】大仁田、聴覚障害者プロレスに参戦を決意(2016年9月29日配信『スポーツ報知』)

大仁田
聴覚障害者プロレスの参戦を決めた大仁田(左)。中央は佐藤理事長、右は友龍

 元参院議員でプロレスラーの大仁田厚(58)が、11月5日に東京・新木場1stRINGで開催される、聴覚障害プロレス団体HEROに友情参戦することになり、29日、対戦カードが発表された。

 同団体は、NPO法人日本聴覚障害者エンターテイメントサポート(佐藤剛由理事長)が創始。この大会は、今春、心不全のため65歳で急逝した元新日本プロレス練習生で、聴覚障害者プロレスの草分け的存在であるヤミキ(本名・佐藤幹夫さん)の追悼興行として開催される。

やまき
ヤミキ(本名・佐藤幹夫さん)

 HERO軍対ワイルド軍の「有刺鉄線ボード・ストリートファイトデスマッチ」が組まれ、デスマッチの経験がないHERO軍のエースで聴覚障害者レスラーの友龍(44)が、26日のFMW後楽園ホール大会に出場した大仁田に、手話通訳を介して出場を要請。17年前にファンとして大仁田から「どんなときでも、自分を信じて生きてください」と書かれたメッセージをもらい、強く生きてきた思いを訴え、大仁田の心を動かした。

 大仁田は「僕はかねてパラリンピックや障害者スポーツを応援しています。ハンディを抱えながら、がんばっている友龍選手を助けてあげたい」と参戦を決意。大仁田と友龍に保坂秀樹、ケン片谷、百太聾が組んで、ワイルド・ベアー、ワイルド・セブン、X、ワイルド・シューター2号、ワイルド・コモン組と対戦する。リング上では手話通訳がいなくても、心の連係プレーを見せることになりそうだ。

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2016/09/29.Thu

【字幕付き邦画】『SCOOP!』-日本語字幕版上映スケジュール

10月1日(土)全国公開。上映時間120分。

日本語字幕版上映
シネマサンシャイン衣山
10/23(日)〜10/26(水)
tel.089-911-0066
fax.089-911-0080


s-キャプチャ

 原作は1985年公開の原田眞人が監督・脚本を手掛けた映画『盗写 1/250秒』。監督は大根仁、主演は福山雅治。

 キャッチコピーは糸井重里が手掛けた「ごめん。馬鹿で悪かったな。」

 カメラマンの都城静(福山雅治)は、かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきたが、今では芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとして、借金や酒にまみれた自堕落な生活を送っていた。そんなある日、ひょんなことから写真週刊誌『SCOOP!』の新人記者・行川野火(なめかわ のび=二階堂ふみとコンビを組むことになり、日本中が注目する大事件に巻き込まれていく。

 吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキー、斎藤工ら豪華キャストが共演する。

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邦画日本語字幕上映の案内
2016/09/29.Thu

聴覚障害者から多額の現金、極東会元会長らに賠償命令

聴覚障害者から多額の現金、極東会元会長らに賠償命令(2016年9月29日配信『朝日新聞』)

 指定暴力団極東会系の組員に多額の現金を脅し取られたとして、聴覚障害者27人が極東会の松山真一元会長ら3人に対し、総額約1億9940万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、東京地裁であった。山田真紀裁判長は、暴力団対策法などに基づいて、松山元会長に代表者としての賠償責任があると認めたうえで、松山元会長らに約1億9720万円の支払いを命じた。

 原告側の代理人弁護士によると、暴対法に基づき、暴力団組員の資金獲得行為で代表者の責任が認められた判決は初めてとみられる。暴対法は2008年に改正され、恐喝やみかじめ料の徴収など「暴力団の威力を利用した資金獲得」に対し、代表者の責任を問えるようになった。

 判決などによると、原告は08~10年、聴覚障害のある組員から出資話を持ちかけられてだまされたり、「金を用意しなければ殺す」などと脅されたりして、計約1億8千万円を取られた。判決は、組員が自ら暴力団組員であることを示して原告に金を要求したことなどから、「暴力団の威力を利用した資金獲得行為にあたる」と認定。暴力団の威力を利用したとは言えない詐欺行為などについても、「極東会の事業の一環で資金を獲得した」として松山元会長に責任があると判断した。



極東会トップに使用者責任 暴対法規定を初適用(2016年9月29日配信『毎日新聞』)

東京地裁 1億9720万円支払い命じる判決

 指定暴力団・極東会系の暴力団員に現金を脅し取られたとして、全国の男女27人が極東会の実質トップの曺圭化(チョ・キュファ)元会長と組員2人に総額1億9940万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は29日、元会長ら3人に請求のほぼ全額にあたる計1億9720万円の支払いを命じる判決を言い渡した。山田真紀裁判長は「組員らは極東会の事業の一環として資金を獲得しており、元会長も使用者責任を免れない」と指摘した。

 2008年に施行された改正暴力団対策法は、指定暴力団の組員が暴力団の威力を利用して資金獲得行為をした場合、組織の代表者らが賠償責任を負うと規定した。原告側代理人によると、この規定に基づき、組員の資金獲得行為について代表者の使用者責任を認めた判決は初めて。暴力団による金銭被害の救済を広げ、資金源遮断につながることが期待される。

 判決によると、聴覚障害のある組員が2008〜10年、同様に障害がある全国の27人に金銭トラブルを解決するなどとして現金を脅し取った。判決は、組員が暴力団員であることを示していた点などから個人的な集金ではなかったと認定。「極東会には上納金制度があると推認され、集金行為は幹部級の人間が複数関与したとみられる」として使用者責任を認めた。



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2016/09/28.Wed

仲間の支えに感謝 手話甲子園準V、真和志高が帰沖

仲間の支えに感謝 手話甲子園準V、真和志高が帰沖(2016年9月27日配信『琉球新報』)

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手話甲子園で準優勝した真和志高校手話同好会のメンバーら=26日、那覇空港

 鳥取県で開かれた第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園で県勢初の準優勝に輝いた真和志高校の手話同好会が26日、帰県した。那覇空港には高江洲武校長ら学校関係者が拍手で出迎え、生徒たちをたたえた。

 3年連続出場の真和志は、「命の尊さ」「繋(つな)がる」をテーマに、戦争の中で祖先がつないできた命をこれからも大切にしていくとの思いを表現した。振り付けで体育の教員の指導を受けたほか、衣装もクリエイティブアーツコースの生徒がデザインするなど、学校挙げて支えた。

 空港ロビーでの報告会で、高江洲校長は「創立50周年に花を添えてくれた。本当にありがとう」と感謝した。生徒たちは多くの支援に涙を浮かべた。

 部長の大城海さん(18)=3年=は「準優勝が決まった時は涙が出た」と話した。副部長の中村優衣さん(17)=同=は「(準優勝で)手話が広がることにつながってほしい」と話した。



庄﨑隆志審査員長講評

 準優勝、真和志高等学校は「平和とは何か」や「命どう宝」を内容や構成から訴え、また、生演奏の気迫もあり、色々なことを考えさせられる作品として仕上がっていました。いつの間にか、このカラフルな演出で手話パフォーマンスの世界に引き込まれていき、観客とも気持ちがひとつになるような感じを与えられました。

 2位の同点となった奈良県立ろう学校と比べると、真和志高等学校の方が制限時間八分間隙の無い仕上がりだったと感じました。又、舞台空間の使い方もよく工夫されているところがありました。平面的な舞台構成をしているチームが多いなか、奥行きが感じられました。舞台には横に並ぶだけでなく、前後、ななめ、上下と空間が広がっているので、立ち位置や出入口の演出になるものを工夫するだけで見え方が変わります。それらも含めて審査会で議論しましたが、結局真和志高等学校に2位を与えました。


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2016/09/28.Wed

熊本聾学校、被災体験語りV 手話パフォーマンス甲子園

熊本聾学校、被災体験語りV 手話パフォーマンス甲子園(2016年9月26日配信『熊本日日新聞』)

くまにち
「第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」で演技する、初優勝した熊本聾学校チーム。右から2人目は中村美南海さん、左端は山口翔さん=25日、鳥取県倉吉市

 手話を使った演劇やダンスなどで表現力や正確さを競う「第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の本大会が25日、鳥取県倉吉市で開かれた。4月の熊本地震での被災体験を演技した熊本県立熊本聾[ろう]学校(熊本市東区)のチームが初優勝した。
 13都道府県の高校などの計20チームが出場。開会式では、秋篠宮家の次女佳子さま(21)が手話を使いながら「パフォーマンスが努力の集大成になることを期待しています」とあいさつされた。

 2位は沖縄県立真和志高で、祖父母が語る沖縄戦の記憶をもとに平和への祈りを表現。3位は奈良県立ろう学校だった。熊本聾学校のチームは、男女4人の生徒が演技。2度にわたる大きな揺れと余震が続き、暗闇の中、音も聞こえず、不安な状態で過ごした当時の様子を、手話を使いながら全身で表現した。

 部長の坪井誠さん(17)は「5月に学校が再開して以来、ずっと練習を続けてきた。熊本の皆さんに喜んでもらえる結果を届けられてうれしい」と笑顔を見せた。

 審査委員長のろう者で演出家の庄崎隆志さん(54)は「熊本のチームは人々に希望を与える演技で感動した。不安や苦しみ、立ち向かった勇気がリアルに伝わってきた」と手話で話した。



庄﨑隆志審査員長講評

 優勝校、熊本聾学校は大震災をテーマとして高校生4人の不安と苦しみ、勇気をリアルに表現して、その4人の思いが実によく練られた手話パフォーマンスで描かれていました。何気無い日常の繰り返しのなかで、突然地震に遭った高校生の揺れる心境がモノローグで巧みに表現されていきます。

 力みのないストレートな演技でした。熊本気質の、負けないぞという誠実なメッセージがひたひたと心に染み込んできました。台詞のやりとりの時に、字幕の足りない場面があり、「本大会審査実施要領5(3)」に従って減点10点となりましたが、それでも最高点一位となりました。翻訳を考えても良いと思いました。


 中途失聴者を含めたすべての観客の心を鷲掴みにしてほしいと思います。


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2016/09/27.Tue

手話への理解深め共生社会の実現へ 神奈川県が冊子配布

手話への理解深め共生社会の実現へ 神奈川県が冊子配布(2016年9月26日配信『教育新聞』)

 神奈川県教委は、県内の公立小・中・高校生に向けたリーフレット「手話を楽しく学ぼう!」を作成。このほど全小学校4年生、全中学校1年生、全県立高校生徒に配布した。手話による簡単な自己紹介やあいさつなどを分かりやすく図解した内容。各学校の実践に応じた自由な活用を願い、児童生徒の障害者理解や共生社会に向けた意識を育む。

 冊子は、3ページ構成。手話の基礎的なコミュニケーションを豊富なイラストを使って解説。「知っておくと便利」な手話では、指文字50音の示し方、「私の名前は~です」という自己紹介、「危ないです。一緒に逃げましょう」の緊急メッセージに使う手話方法を挙げている。

 「手話であいさつ」の項目では、▽こんにちは▽こんばんは▽よろしくお願いします――などの基本的な表現を説明。「おはよう」は、右手のこぶしを枕に見立て、頭から枕を外すように下ろす動作を示す。「話しかけてみよう」では、▽どうしましたか▽何かお手伝いしましょうか▽大丈夫ですか――といった日常生活で基本となるやりとりを図解する。一方で、手話は、動作と表情を上手に使って表現するのが大切とも指摘する。

 同教委では、冊子の活用を通じて、単に「手話スキル」の習得を目指すのではなく、障害者の立場や手話言語文化の理解につながればと願っている。各学校の道徳や特別活動などで自由に利用してもらい、子どもたちに多言語共生社会の一員として広い視野を養ってほしいと期待する。

 同県では、手話普及によって、さまざまな県民が相互理解を深め、支え合う社会の実現を目指す。そのため、昨年4月に「県手話言語条例」を施行。今年度から5年間で「県手話推進計画」を策定した。同計画では、県全体で、手話の▽普及▽教育や学習の振興▽使用しやすい環境整備――をうたっている。

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2016/09/26.Mon

2016年9月26日 月曜昼の部 9月企画

愛媛大学ミュージアム見学

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10時10分~11時30分 参加者18人(内ろう者3人)

入館料 無料
開館時間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日 火曜日

愛媛大学の学術研究活動に本格的な興味・関心をもっていただくための、楽しくおもしろく学べる大学博物館

驚きや発見をもたらす空間は 新しい出会いや感動を生み出す
触れる 感じる 発見する 開かれた体感型ミュージアム
知的刺激に満ちた学びの楽しさがここにある

愛大2
愛大3
愛大4
アンモナイトの日本語名は菊石(きくいし。外側の殻がはがれると、菊の葉っぱのような模様が見えることから)=古生代デボン紀から中生代の海中に栄えた軟体動物頭足類の一群。ふつう渦巻状に巻いた径数cm〜数十cmの殻をもつが、径2mを越えるものもあります。

スポット展示「絵画土器が語る弥生人の心象風景」

 愛媛大学城北キャンパスに所在する文京遺跡から弥生時代の線刻絵画土器が数多く出土しており、その出土した絵画土器を展示することで、弥生集落に住む人々が土器に込めた心象風景を読み解いた研究成果を「埋蔵文化財調査室 調査成果速報展 文京遺跡の解明Ⅳ絵画土器が語る弥生人の心象風景」展として展覧していています。

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第2常設第常設展示「曼荼羅の世界」

 仏教の世界観を描いた両界曼荼羅は、空海によって初めて唐から日本に伝えられ、仏教を一般化するうえで大きな役割を果しました。

 四国遍路・世界の巡礼研究センターが所蔵する様々な曼荼羅を初めて公開し、四国で生まれ、修行をし、悟りを開いて唐へ渡り、密教を日本に伝えました空海が伝えた密教の世界観と、四国遍路が曼荼羅に例えられるに至る人々の信仰の歴史を学術的かつ分かりやすく展覧。様々な曼荼羅を読み解くことで、人々の信仰の歴史を概観しています。

 両界曼荼羅(りょうかいまんだら)とは、金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅の併称で、真言密教の教主・大日如来を主尊とし、密教の諸尊を2種の体系に統合総集して構成した密教の説く宇宙観を象徴的に表わす大規模な曼荼羅。

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展示品
真言八祖種子曼荼羅
両界曼荼羅
日吉山王垂迹神曼荼羅
富士曼荼羅
石鈇山曼荼羅
四国徧礼図

 なお、2014年6月6日には、愛媛県砥部町で開かれた瓢箪(ひょうたん)の全国大会・全国愛瓢(あいひょう)会におなりの秋篠宮殿下が愛媛大学ミュージアムを訪れ、愛媛県内に生息する虫の標本や水生生物の展示を御覧になられた。特に、稲の害虫に寄生するセンチュウに興味を示されたといいます。

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月曜昼の部
2016/09/26.Mon

2016年10月 学習会・行事予定

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学習会・行事予定
2016/09/26.Mon

手話甲子園、熊本聾学校が初優勝 地震の被災体験演技

手話甲子園、熊本聾学校が初優勝 地震の被災体験演技(2016年9月25日配信『共同通信』)

熊本
 「第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」で初優勝した、熊本県立熊本聾学校の演技=25日、鳥取県倉吉市

 手話を使った演劇やダンスなどで表現力や正確さを競う「第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の本大会が25日、鳥取県倉吉市で開かれた。4月の熊本地震での被災体験を演技した熊本県立熊本聾学校のチームが初優勝した。

 13都道府県の高校などの計20チームが出場。開会式では、秋篠宮家の次女佳子さま(21)が手話を使いながら「パフォーマンスが努力の集大成になることを期待しています」とあいさつされた。

 準優勝は沖縄県立真和志高で、祖父母が語る沖縄戦の記憶をもとに平和への祈りを表現し、「命どぅ宝(命こそ宝)」と訴えた。3位は奈良県立ろう学校。

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2016/09/25.Sun

佳子さま、手話であいさつ 鳥取、高校生大会の開会式

佳子さま、手話であいさつ 鳥取、高校生大会の開会式(2016年9月25日配信『共同通信』&『朝日新聞』)

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 鳥取県を訪問中の秋篠宮家の次女佳子さま(21)は25日、倉吉市の多目的ホール「倉吉未来中心」で開かれた第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園の開会式に出席し、手話を使いながら「聴覚に障害のある方々と手話に対する理解が一層深まるとともに、大会が素晴らしい思い出となることを願っています」とあいさつされた。

 佳子さまは約3分間、全て手話を用い「手話パフォーマンスが努力の集大成になることを期待しています」と話した。会場の参加者らは両手を振る手話の拍手を送った。

 第1回大会から出席している佳子さまは、昨年の第2回大会で、公式の場で初めて手話であいさつした。母の紀子さまや姉の眞子さまも手話を学んでいる。

 佳子さまは25日午後にかけ、高校生による手話を用いた演劇などを見た後、倉吉市内の梨をテーマにした施設などを視察し、帰京する。

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佳子さまのあいさつ全文は次の通り。
     ◇
 本日、第3回全国高校生手話 パフォーマンス甲子園が開催され、みなさまにお会いできましたことを大変うれしく思います。平成25年に鳥取県では全国で初めての手話言語条例が制定されました。そして、その後も全国各地で手話の普及に向けた様々な取り組みが行われています。このような活動に力を尽くしてこられた関係者のみなさまに心より敬意を表します。

 この大会は3回目を迎えました。わたくしは第1回の開会から続けて出席しております。毎回、全国から集まった高校生が熱意を持って舞台を作り上げていく姿に深い感銘を受けています。

 本日出場されるみなさまも日々熱心に練習を積み重ねてこられたと思います。仲間や先生方とともに目標に向かって励む貴重な時間を過ごすことができたのではないでしょうか。このような経験は高校時代の大切な宝物になると思います。

 そして、そしてこれから行われる手話パフォーマンスが皆さまの努力の集大成となることを期待しております。

 最後に、この大会を通して、聴覚に障害のある方々と大切な言語である手話に対する理解が一層深まるとともにこの大会がみなさまにとって素晴らしい思い出となることを願い、開会式に寄せる言葉といたします。

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愛知県岡崎東高校

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2016/09/25.Sun

命のガイド 点字で刻む 「東京防災」訳 ボランティアが自作

命のガイド 点字で刻む 「東京防災」訳 ボランティアが自作(2016年9月25日配信『東京新聞』)

点字

 東京都が災害への備えをまとめ、都民に全戸配布したハンドブック「東京防災」には、点字版がない。本紙読者の点訳ボランティア田村和枝さん(72)=中野区=は「都の対応に不備がある」と考え、点字版を自作し、視覚障害がある人たちに贈った。都は、田村さんや障害者団体などからの指摘を受け、年内にも点字版を用意する方針を固めた。

 昨年末、田村さんは視覚障害のある鍼灸(しんきゅう)師の友人に施術をしてもらいながら「東京防災」を話題にしたところ、友人は内容を知らなかった。自宅に届いたことは家族から聞いていたが、読むことができないからだ。

 田村さんはすぐに都へ電話したが、点字版はなく、当時は作製にも「予算がないので…」などと後ろ向きだった。

 「障害がある人たちにこそ必要な情報なのに…」。業を煮やした田村さんは今年1月、自分で作ろうと、点訳サークルの仲間たちと点訳を開始。約2カ月で全4巻、計432ページの点字版を完成させた。自費で3セットを作り、鍼灸師ら知人3人に贈った。「命にかかわることなのに、都の対応は遅すぎる」と憤る。

 一方で、都は発行時、視覚障害者向けの本も約4万部を用意し、各区市町村や障害者団体に配った。ただ、ページごとに印刷された「音声コード」を、専用の読み取り機やスマートフォンにかざすと音声で読み上げる仕組みの一種類だけ。高齢の障害者は、機械の操作が苦手だったり、耳も不自由だったりして使いにくい。都盲人福祉協会の笹川吉彦会長(82)は「個々の障害者によって活用できる手段は異なる。一方的な対応ではなく、私たちの立場になって考えてほしい」と批判する。

 都総合防災部によると、東京防災の作製段階で、一部の視覚障害者から音声コードを勧める意見があったが、ほかに幅広く意見を聞くことはなかったという。担当者は「視覚障害者の意見も聞いた上で作ったつもりだった」と釈明。約500万円の予算を投じ、点字版、CD、カセットテープを各200部ずつ作り、年内をめどに各区市町村の図書館などに配る。

 <東京防災> 都が昨年9月に750万部を作製。大震災の発生から避難、生活再建までの流れに沿って、注意点を説明。障害者ら配慮が必要な人がいる世帯には避難先を事前に確認したり、日常的に近所とあいさつを交わしたりすることを呼びかけている。事業費は約20億円。昨年11月には1冊140円で発売。書店など141店舗に29万部を出荷した。

防災

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2016/09/25.Sun

佳子さま、「手話甲子園」交流会ご出席 鳥取・倉吉

佳子さま、「手話甲子園」交流会ご出席 鳥取・倉吉(2016年9月24日配信『産経新聞』)

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 鳥取県倉吉市で25日に開かれる「第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に出席する秋篠宮家の次女、佳子さまが24日、鳥取県に来県された。

 佳子さまは青色のワンピースにジャケット姿で、東京から到着した鳥取空港では待ち受けた多くの人に会釈された。人気漫画「名探偵コナン」の作者、青山剛昌さんの故郷、北栄町にある「青山剛昌ふるさと館」では、石田敏光館長の説明を受けながら、原画などをご覧になった。

 その後、倉吉市の鳥取短大・鳥取看護大で「手話パフォーマンス甲子園」の交流会に出席、同大会に出場する高校生らに励ましの声をかけられた。

 鳥取県の米子高3年の小村浩匡さんは、佳子さまに大会ではどんなパフォーマンスをするのかを聞かれ、緊張で手が震えたといい、「初めての出場なので優勝を目指します」と意気込んでいた。

 熊本県の熊本聾学校2年の山口翔さんは「明日はがんばってくださいね、と言われました。佳子さまは手話で話してくださって本当に有り難いです。手話パフォーマンス甲子園に佳子さまがお見えになり、手話がもっと広がっていくと思います」と話した。

 25日は午前から、倉吉未来中心での「第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」にご出席。出場全20チームの演技をご覧になる。その後、倉吉市の鳥取二十世紀梨記念館や、くらよしアートミュージアム無心、倉吉白壁土蔵群も視察される。



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2016/09/24.Sat

大宮アルディージャ 25日鳥栖戦で手話応援、スタジアムがひとつに

 大宮 25日鳥栖戦で手話応援、スタジアムがひとつに(2016年9月23日配信『スポーツニッポン』)


 Jリーグ大宮アルディージャが25日の鳥栖戦(NACK5、午後5時開始)で手話による応援を実施する。

 「サッカー応援も、ノーマライゼーション」を合言葉に、障がいのある人も、ない人も一緒にスポーツを楽しむことを目的に、2006年から実施、今回で8度目になる。

 手話応援は応援歌に合わせて歌詞を手話で行うもので、試合中に何度か実施する。アウェーの応援席を除いてスタジアム全体で実施予定だ。手話応援実行委員会のメンバーら約1500人がサッカー観戦を通じて手話に触れ合い、手話によりスタジアムがひとつになる。

スタジアム全体で手話応援をしよう!

 今年で、8回目となる“手話応援デー”を開催! 聴覚障がいのある方だけではなく、手話が得意な方もそうでない方も、サッカー観戦が初めてという方も、大宮アルディージャが大好きなファン・サポーターの方々と一緒になり、本企画を通じて健常者と障がい者の垣根をなくしてスポーツを楽しみましょう! 手話応援の方法は、当日ゲートで配布する埼玉新聞オレンジプレスをご覧ください。
また、ホームエリアにご来場いただいた全てのファン・サポーターの皆さまに、手話応援デーの想いを形にした缶バッジを配布します。1・2ゲートで配布予定です。みんなで手話応援に参加しよう!


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大宮アルディージャHP➡ここをクリック(タップ)



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2016/09/24.Sat

皇族を迎える

皇族を迎える(2016年9月22日配信『山陰中央新報』-「明窓」)

 秋篠宮家の次女佳子さまが鳥取県入りされる。倉吉市内で開かれる「第3回全国手話パフォーマンス甲子園」への出席のためで2014年に鳥取市内で開かれた「全国障がい者芸術文化祭」への出席を皮切りに3年連続の来県だ

▼佳子さまは学業に専念するためこのところ公務を控えており、単独公務は15年9月の前回手話甲子園以来1年ぶり。母の秋篠宮妃紀子さまが関心を寄せる「手話」に関する行事だからとみられている

▼皇族の来訪を定番化させた点で、県内開催の手話甲子園を発案した鳥取県に感心する。佳子さまは今後も毎年出席されるのだろうか。さらなる鳥取との縁の深まりを期待しつつも、いずれ出席が負担にならないかと想像が膨らんだ

▼天皇陛下が生前退位の意向を示唆されたニュースはまだ記憶に新しい。陛下が03年に全国豊かな海づくり大会で島根県入りされた際、津和野の街を歩いて沿道の県民に手を振り、握手にも応えた元気な姿を思い出す

▼13年、鳥取県での全国植樹祭で、お手植えのため土をくわで崩すのに時間がかかる様子に年齢を感じた。滞在中、穏やかな笑顔を絶やさなかったが帰京の際、空港で平井伸治知事の見送りに、やや疲れた表情が見えたのも印象に残る

▼20年の全国植樹祭開催地が島根県に内定した。迎える側としては楽しみだが、同年86歳になる陛下の負担は大丈夫か。高齢社会の天皇の在り方について、今後国民的な議論が始まる。高齢化トップランナー島根の県民も関心を持って見守りたい

佳子内親王(かこないしんのう)=1994年12月29日~。秋篠宮文仁親王と同妃紀子の第二女子。今上天皇の孫にあたる。 国際基督教大学(ICU)教養学部アーツ・サイエンス学科2年。

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2016/09/23.Fri

キャラメル代表作「嵐になるまで待って」開幕、成井豊「手話の美しさ堪能して」

キャラメル代表作「嵐になるまで待って」開幕、成井豊「手話の美しさ堪能して」(2016年9月22日配信『ステージナタリー』)
        
 9月から11月にかけて全国ツアーを行う、キャラメルボックス 2016グリーティングシアターvol.3「嵐になるまで待って」が、昨日9月21日に東京・かめありリリオホールにて開幕した。

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 「嵐になるまで待って」は1993年の初演以来、今回で5度目の上演となる劇団の人気作。2種類の声色を使い分け、人を操ることができる男・波多野と、声の違いを聞き取ることができるヒロイン・ユーリの攻防を軸に、愛する者を必死で守ろうとするそれぞれの思いがぶつかり合う。

 演出を手がける成井豊が「見どころは何と言っても、手話です。登場人物たちが操る手話の美しさを堪能してほしい」とコメントするように、劇中にはダンスシーンを含めて手話が多数使用される。

 出演者は、ユーリ役の原田樹里、波多野役の鍛治本大樹、雪絵役の岡内美喜子、広瀬教授役の西川浩幸ら劇団員のほか、谷賢一演出作品や「漂流劇 ひょっこりひょうたん島」などにも出演している一色洋平、クロムモリブデンの久保貫太郎が名を連ねている。

 東京公演は9月25日まで。その後、栃木2会場、山形、愛知、三重、大坂、兵庫、広島、新潟と巡演し、11月3日に埼玉・所沢市民文化センター ミューズ マーキーホールにて千秋楽を迎える。

成井豊コメント
 「嵐になるまで待って」は、1993年の初演以来、今回が5回目の上演になります。まぎれもない代表作ですが、ファンタジーを基調とするキャラメルボックスでは珍しいサイコサスペンス。ヒロインの「ユーリ」を襲う恐怖を、ぜひあなたにも体験してほしい。見どころは何と言っても、手話です。登場人物たちが操る手話の美しさを堪能してほしい。亀有は今、「こち亀」祭と言ってもいいほどのにぎわい。「嵐になるまで待って」を見に来れば、「こち亀」ワールドも楽しめますよ。



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2016/09/22.Thu

邦画“日本語字幕つき上映”のメリットと課題ーー『シン・ゴジラ』『君の名は。』の実績から考える

立川シネマシティ・遠山武志の“娯楽の設計”第8回(2016年9月21日配信『Realsound』)

 東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第8回は邦画“日本語字幕つき上映”のメリットと課題ーー『シン・ゴジラ』『君の名は。』の実績から考える

 いまだなにかと話題が尽きることのない『シン・ゴジラ』ですが、少し前に話題になった“日本語字幕つき上映”が大変好評でしたので、僕の働く立川シネマシティでは2016年9月24日(土)~30日(金)の1週間、アンコール上映を行うことを決定しました。1日3回上映があるうち、2回を日本語字幕つきにします。劇場サイズもケチなことはいわず、382席と302席の最大級の劇場で上映します。

 「日本映画で日本語を話しているのに日本語の字幕つき?」と疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。これは主に聴覚に障がいを持つ方のための上映なのです。“バリアフリー上映”と呼称されることもあります。そのため、ただ台詞を文字でなぞるだけでなく、(車の音)(着弾音 ドーン)などの効果音表示や台詞の前に話者の名前が表示されたりすることもあります。

 『シン・ゴジラ』は出演者ほぼ全員の台詞が早口言葉のスピードで話され、しかも専門用語満載であるため、すべてを正しく聴き取ることはかなり困難な作品です。このため、健聴者であっても熱心なファンが駆けつけてくださり、あの台詞は実はこの漢字だったのか、などという新しい発見もあって、ファンならば字幕版を観るべし、という空気も生まれました。これを受けての再上映というわけです。

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2016/09/19.Mon

東京・大田区役所 議場傍聴席にFM補聴システムを導入

東京・大田区役所 議場傍聴席にFM補聴システムを導入

 大田区議会は、開かれた議会づくりの一環として聴覚に障がいのために、音声が聞き取りにくい者の傍聴に向け、2016年9月14日に開会した第3回定例会から、FM補聴システムを導入した。

東京23区議会で初の導入で、FM電波を活用し、耳元に議会の内容の鮮明な音声を届ける。

 2016年4月に施行された障害者差別解消法に伴い、障がいのある方に対して、合理的配慮の提供が法的義務となったことから、大田区議会では、聴覚障がい者対し、2014年9月から手話通訳者の配置の提供を行ってきたが、今定例会からは、音声が聞き取りにくい方や手話理解が困難な方への補聴援助にも取り組むこととなった。

 今回導入する「FM補聴システム」は、音声をFM電波(169MHz帯)で送信し、FM受信機を使用することで本会議場の全ての傍聴席で音声を聞くことができる。

 誘導コイル(Tコイル、テレコイル)付き補聴器を利用している者であれば、受信機のタイループから磁波を補聴器で受けることができ、音声が聞き取りやすくなる。また、誘導コイルが無い補聴器を利用の者(または、補聴器をお持ちでない者)でもヘッドホンやイヤホンを受信機に接続することにより音声を聞くことができる。

 大田区議会では、受信機の貸出し(2台)も行っている。

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2016/09/17.Sat

青森県黒石市、手話普及へ条例成立

黒石市、手話普及へ条例成立(2016年9月17日配信『読売新聞』&『陸奥新報』)

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手話言語条例案の可決を祝う議員と青森県ろうあ協会の会員

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議場の傍聴席で手話言語条例案の可決を見守る青森県ろうあ協会の会員ら

 黒石市議会で16日、まちぐるみで手話への理解に努め、耳の不自由な市民らが暮らしやすい地域づくりを目指して提案された「市手話言語条例」(議案第76号)が可決、成立した。市は今後、聴覚障害者が手話通訳者を利用しやすい環境づくりや、小中学校での講習会開催など、手話の普及に取り組む方針だ。市によると、手話言語条例の制定は県内の自治体では初めて。

 市は、これまで手話が言語として社会に認められず、手話を幅広く使える環境づくりが進んでいなかったとして条例を提案した。聴覚障害者が不便や不安を感じながら生活している現状の改善が狙いだ。

 条例は、手話で円滑な意思疎通ができることを権利として尊重した上で、具体的には、手話による意思疎通や社会参加を促進するような施策の推進を市の責務に位置づけている。市民に対して、手話への理解や普及への協力を求めているほか、事業者には、耳の不自由な人へのサービスの提供や、働きやすい職場環境の整備を求めている。

 この日、議場には、黒石ろうあ協会のメンバーら約15人が傍聴に訪れ、腕を上げて手を振る「拍手」を表す手話で条例成立を喜んだ。県ろうあ協会の小沢千枝子会長も「かつてのろう学校でも手話が禁止された時代があり、苦しい思いをし、差別も受けた。条例成立にとても感動した。手話が当たり前に使える社会になってほしい」と期待を寄せた。

 高樋憲市長は「ユニバーサルデザインをめざすまちづくりの第一歩をしっかり踏み出した。市民がともに支え合うまちをつくりたい」と強調した。

 施行は2016年10月1日。

 全国では53番目の自治体。東北地方では福島県郡山市に次いで黒石市が2例目となる。

 なお、2016年6月8日、東京・都市センターホテルで結成された「全国手話言語市区長会」に青森県でただ一人、黒石市 の髙樋 憲市長が参加してい



 黒石市は、青森県中央部、津軽(つがる)平野の南東隅に位置する都市。津軽・弘前(ひろさき))藩の支藩黒石藩1万石の小城下町のたたずまいをいまも残しているまち。
 浅瀬石川の流域地帯で、黒石米とよばれる良質の米とリンゴの生産で知られる。
 東北自動車道黒石インターチェンジがあり、浅瀬石川流域に温湯(ぬるゆ)、板留(いたどめ)、落合、温川(ぬるかわ)、青荷(あおに)などの温泉があり、黒石温泉郷とよばれている。また十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園の西口にあたり、観光に力を入れている。大川原の「火流し」(舟の帆柱に火をつけて川に流す)は豊作、疫病退散を願う行事で、南北朝時代のころから行われていると伝える。このほか黒石ねぷた、黒石よされ踊の行事がある。

 人口は34,679人(男;16,220/女18,459)、13,645世帯(2016年8月末現在)。


黒石



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2016/09/16.Fri

共生社会への火

共生社会への火(2016年9月16日配信『琉球新報』-「金口木舌」)

 片手で火が付けられるライターは、人に優しい「ユニバーサルデザイン」の先駆けだそうだ。両手が必要なマッチよりも便利だ。第1次世界大戦中、腕を負傷した兵士が使えるように、ライフル銃の薬きょうで作ったのがトレンチライターだと言われる

▼ユニバーサルデザインとは、お年寄りや障がい者だけでなく誰もが使いやすい製品や環境を指す言葉。温水洗浄便座も、もともとは痔の患者や妊産婦向けの医療機器だった。シャンプーのボトルの突起や低床バス、投入口の低い自動販売機なども、日常に溶け込んでいる

▼「バリアフリー」が物理的障壁を取り除く引き算の考え方なのに対し、ユニバーサルデザインは全ての人に優しい仕様を目指す掛け算の考え方だ

▼ここ数年は、さらに進めた「インクルーシブ」もよく使われる。直訳すると「包含する」。障がいの有無にかかわらず分け隔てなく社会が包み込むことをいう

▼インクルーシブ条例とも呼ばれる「県共生社会条例」が施行されて2年半。障がい者団体が当事者として積極的に関わって成立したが、定められた調整委員会が一度も開かれていないことが分かった

▼条例はゴールではなく、共生へのスタートのはず。簡単に付くライターとは違い、多くの人の願いや努力が集まって付いた大きな火だ。理念に命を吹き込む取り組みを続け、生きた条例にしたい。

沖縄県共生社会条例➡ここをクリック(タップ)



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2016/09/16.Fri

三浦剛が「手話」で音楽を響かせる!『Music Sign vol.5』

三浦剛が「手話」で音楽を響かせる!『Music Sign vol.5』(2016年9月15日配信『SPICE』)

手話ソングライブ『Music Sign』のvol.5が9月23、24日(金、土)で東京銀座博品館劇場にて上演される。

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 本公演は演劇集団キャラメルボックス所属の三浦剛が企画・出演するステージ。これまでCBGK!シブゲキやカフェバーなどで公演を続けてきたが、ついに博品館劇場に登場することとなった。

 ライブの特徴は、タイトルにあるとおり「手話」。出演するアーティストの曲に三浦が全曲手話をするライブだ。三浦は一切声を発することはないが、楽曲の、歌の、歌詞の世界観を手話で伝える。三浦の手、顔、全身から言葉が沸き出し、音があふれ、唄うライブとなるのだ。

 三浦と共に出演するアーティストは、SOONERS、ダイナマイトしゃかりきサ~カス、フジモトタカコ(東京公演のみ出演)、そしてスペシャルゲストとして、三浦の妻であり、自身もろう者である女優・忍足(おしだり)亜希子が9月23日のみ登場する。

 アーティストたちの歌が三浦の「手話」を通して新たな世界に響き渡る。「言葉と唄をつなぐ架け橋」となるライブ、東京公演のあとは名古屋・大阪でも上演される。リオパラリンピックに胸を熱くされた方や、手話に興味をお持ちの方、単純に音楽を聴きたい方など、どなたでも大丈夫。ぜひこのチャンスをお見逃しなく。

s-三浦

公演情報
三浦剛 presents 手話ソングライブ『Music Sign vol.5』
 
■日時・会場:
2016年9月23、24日(金、土) 東京銀座博品館劇場
2016年10月9日(日) 名古屋今池りとるびれっじ
2016年10月10日(月・祝)大阪中津ミノヤホール
■料金:3500円(全席自由・税込み)
※先着順のご入場となります。
※未就学児童入場不可。
※9月23,24日の東京公演のみ、障害者手帳をお持ちの方は2000円で入場可能。


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2016/09/16.Fri

「健常者」という妄想

「健常者」という妄想(2016年9月14日配信『東京新聞』-「私説・論説室から」)

 「人は誰でも年老いれば障害者になる。命を差別しないでいただきたい」。リオデジャネイロ・パラリンピックの開幕にあたり、競泳の成田真由美選手は相模原市での障害者殺傷事件に触れ、訴えた。ひとり容疑者の優生思想や凶行を責めたのではなく、健常者一人ひとりの心の奥底に潜んでいるかもしれない「容疑者性」に向けて警告したのだろう。

 例えば、高度成長期の1966年から74年にかけて、兵庫県で展開された「不幸な子どもの生まれない県民運動」。遺伝性疾患や心身障害の子らを「不幸」と決めつけ、旧優生保護法を背景に異常のある胎児の中絶を促した。「本人や家族の苦悩はもちろん、社会の負担は計り知れない」との考えだった。

 障害者団体が反発して運動は表面上はついえたが、成長主義の社会は水面下でその「容疑者性」を強めている。生命科学や医療技術の進歩は、出生前の命を高精度で選別し、終末期の命を巧妙に管理しうる時代をもたらした。障害者の生命、自由、幸福追求の権利は置き去りにされ、尊厳は脅かされている。

 成田選手が言うように、人は誰しも「老化障害」を抱えている。程度の軽重が違うだけで、健常者という存在は妄想にすぎない。そう認識して支え合う社会をめざせないか。抗(あらが)うべきは、他者の生を値踏みし、幸か不幸かとレッテルを貼る動きだ。それが悲劇の根源となることは歴史が教えている。



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2016/09/15.Thu

聴覚障害者へ筆談対応 愛媛銀行員、実践形式で研修

聴覚障害者へ筆談対応 愛媛銀行員、実践形式で研修(2016年9月14日配信『愛媛新聞』)

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筆談ボードなどを使ったコミュニケーションの取り方を学ぶ受講者=13日午後、松山市南持田町

 聴覚障害者にも安心して銀行窓口を利用してもらおうと、愛媛銀行(愛媛県松山市)は13日、松山市南持田町の同行研修所で、入行2、3年目の窓口担当者ら38人を対象に、筆談などを使った応対を実践形式で学ぶ研修会を開いた。

 当事者の松田澄香さん(44)=松山市=ら3人が講師を務め、応対する際には口元を隠さず、時には身ぶり手ぶりを交えるといったポイントを紹介。参加者は3人一組になり、ヘッドホンや耳栓で聞こえにくい状態をつくった行員と、筆談ボードを使うなどしてコミュニケーションを取っていた。高齢化の進展を見据え、白内障を想定した見え方も、専用ゴーグルを使って体験した。

ひめぎん;聴覚障がい者対応のための行員研修を実施します!➡ここをクリック(タップ)



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2016/09/14.Wed

小池知事「価値ある」都庁内に障がい者手作り雑貨店

小池知事「価値ある」都庁内に障がい者手作り雑貨店(2016年9月14日配信『日刊スポーツ』)

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都庁で、障がい者の手づくり商品を集めたセレクトショップの内覧会に出席した小池百合子都知事

 東京都の小池百合子知事は14日、都庁内に15日にオープンするセレクトショップ「KURUMIRU(くるみる)」の内覧会に出席した。

 店内の商品は、いずれも障害がある人々が、都内の事業所で手づくりしたもの。オープンに備えて、アクセサリーやバックなどの雑貨、約6000点を用意した。

 小池氏は、「かわいい」と声を上げながら商品を手に取り、「裂織(さきおり)」と呼ばれる手法で製作されたバッグや、リユースした江戸模様の着物柄を使ったエコバック、猫を描いたカードなど、計4190円分を購入。自身の財布から5000円札を出して、支払いを済ませた。

 「もったいない」を掲げる立場から、包装も望まず、買ったバッグの中に商品を入れて持ち帰り、「エコ」をアピールした。

 小池氏は「障がい者の方は、社会の中で生きている証しを望んでいると思う。皆さんに、買っていただくことで彼らに励ましとして伝わると思う」と、PRした。

 都は、障害がある人々の作品(自主作品)を幅広く知ってもらうため、「自主製品魅力発信プロジェクト」に取り組んでいる。今回の出店もその一環だが、「商品の1つ1つが、大変優れている」という理由で、障がい者による作品ということは、前面には押し出してはいない。担当者は「1つ1つの商品は、障害者の方が自律に向けて訓練した結晶でもあり、非常に価値があると思う」と話した。

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2016/09/14.Wed

考え方を変えれば、世の中は違って見える

考え方を変えれば、世の中は違っ…(2016年9月14日配信『山陽新聞』-「滴一滴」)

 考え方を変えれば、世の中は違って見える。垣内俊哉さん(27)はそれを体現する一人だろう。小学生の時から車いすを利用する。飲食店で入店を断られると、こう考える。この店にバリアフリー化を提案できる、と

▼障害者の視点から施設やサービスの改善策を提案する、大阪市のコンサルティング会社を率いる。企業理念に掲げるのは「バリアバリュー」。障害を積極的な価値(バリュー)に変えるとの意味がある

▼著書によれば、転機は大学時代のアルバイト。車いすに乗った営業マンとして顔を覚えられ、成績トップになった。障害があるからこそ、できることがある。そんな思いで起業した

▼4年後のパラリンピック東京大会では組織委のアドバイザーも務める。開催中のリオ大会を視察する調査チームの中に垣内さんの姿があった。リオは段差など施設の不十分さは目立ったが、笑顔で車いすを押すなど、市民の心遣いが補っていたという

▼日本はどうだろう。垣内さんは心のバリアフリー化が必要と指摘する。障害者に接した時、無関心か過剰か、両極端の対応を取ってしまう日本人が多いらしい

▼大事なのは声掛け。「大丈夫ですか」だと、反射的に「大丈夫です」と答えてしまうから、お勧めなのは「お手伝いできることはありますか」。さりげない一声で街の価値を高めたい。

垣内俊哉氏➡ここをクリック(タップ)



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2016/09/14.Wed

パラリンピックと共生社会-「公平性」のための「ルール」づくり


パラリンピックと共生社会-「公平性」のための「ルール」づくり (2016年9月13日配信『ニッセイ基礎研究所』-「コラム」

土堤内 昭雄 社会研究部 主任研究員

 リオ五輪の熱狂が冷めやらない日本時間の9月8日、リオ2016パラリンピック競技大会が開幕した。日本からは17競技に132人の選手が参加している。リオ五輪の28競技・306種目に対し、リオ・パラリンピックでは22競技・528種目が実施される。パラリンピックの種目数が多いのは、同じ競技でも障がいの種類や程度ごとに細かく「クラス分け」が行われているからだ。

 五輪の柔道やレスリングでも体重別に競技が行われるように、スポーツにとって重要な要件のひとつは競技の公平性だ。パラリンピックのクラス分けには、医師や理学療法士、コーチやトレーナー等で公認資格を持つ「クラス分け委員」が、実際の競技者の残存能力を徹底的にチェックして判定する。その結果、選手たちは公平に競技に参加できるのだ。

 パラリンピックには、競技の公平性を確保するため多くのルールがある。視覚障がい者を誘導する伴走者の参加や各種音声ガイダンス、聴覚障がい者への競技スタートの合図の方法など、さまざまな工夫も必要だ。一方、パラリンピックを観る者にとっては、ルールを知ることにより競技の面白さが倍増するとともに、障がい自体への理解が一層深まるだろう。

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2016/09/12.Mon

手話で歌う笑顔と命の大切さ 松前でイベント

手話で歌う笑顔と命の大切さ 松前でイベント(2016年9月12日配信『愛媛新聞』)

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水戸真奈美さん(奥側)の歌声に合わせて手話に挑戦する観客

 愛媛県や松山地方法務局などが主催する人権啓発イベント「ふれあいフェスティバル2016」が11日、松前町筒井のエミフルMASAKIであった。

 歌詞に込められた思いを手話で表現しながら歌う「サインヴォーカリスト」の水戸真奈美さん(34)=宮城県柴田町=が講演し、支援に携わった東日本大震災での聴覚障害者の状況などについて講演。笑顔や命の大切さを訴える5曲を披露し、約120人の観客も歌に合わせて手話に挑戦した。

 会場では、開催中のリオパラリンピックや来年に迫った愛媛国体にちなみ、障害者スポーツの写真やスポーツ用品も展示。子どもらは競技用車いすに乗るなどして、障害者への理解を深めていた。

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水戸真奈美さん公式HP➡ここをクリック(タップ)

水戸真奈美さん公式ツイイター➡ここをクリック(タップ)



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2016/09/12.Mon

新作アニメ映画2作 音声解説付きと障害者が主人公

新作アニメ映画2作 音声解説付きと障害者が主人公(2016年9月10日配信『点字毎日新聞』)

 「君の名は。」(全国上映中)田舎の女子高生・宮水三葉(声・上白石萌音)と、東京の男子高校生・立花瀧(声・神木隆之介)は、お互いが入れ替わる夢を見る。世界の違う2人の隔たりとつながりから生まれる「距離」のドラマ。19日、川崎市川崎区のチネチッタで音声解説付き上映あり。サピエにテキストデイジーデータあり。点字データは日本赤十字社北海道支部点字図書センターが、音声デイジーデータは熊本県点字図書館が制作中。

 「聲(こえ)の形」(17日から全国上映)大今良時さんの漫画が原作。制作は「京都アニメーション」。先天性の聴覚障害によっていじめを受けるようになった西宮硝子(声・早見沙織)と、彼女のいじめの中心人物となったため孤独になっていく石田将也(声・入野自由)の触れ合いを中心に展開。人間の持つ孤独や絶望、純愛などが描かれる。作中の手話やいじめの例は、全日本ろうあ連盟が監修。主題歌はaikoの「恋をしたのは」。24〜30日は全館で1日1回、字幕付き上映を行う。



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2016/09/11.Sun

「障がい者=感動」に疑問

「障がい者=感動」に疑問(2016年9月11日配信『琉球新報』-「金口木舌」)

 リオ・パラリンピックのプロモーション動画がかなりかっこいい。水泳、短距離、アーチェリーなどに、手足が不自由な選手が次々と登場する

▼車椅子を操りシュートを決めるバスケットの選手。片足で助走、ジャンプする走り高跳びの選手。義足で走るランナー。鍛えられた体で勝負に挑むその姿は、アスリートそのもの

▼そんな動画を見ていると、これまで記者として何度となく書いてきた「障がいを乗り越えて、〇〇を達成」という「障がい者=感動、やる気を与える存在」の記事に恥じ入る。彼らはできることを工夫してやっているだけ。感動を与える意図はない

▼豪州の車椅子利用者でジャーナリスト兼コメディアンだった故ステラ・ヤングさんは障がい者について「健常者に自分の人生は最悪だけど、もっと大変な人もいるんだと思わせる存在だ」と言及。さらに「私が住みたいのは、障がいが普通だと思われる世界で、障がい者が真の成果で評価される世界です」と望む

▼Eテレの福祉バラエティー番組「バリバラ」が「検証!『障害者×感動』の方程式」をテーマに取り上げた。障がい者自身、「感動の押し売り」報道に違和感を感じている

▼リオ・パラリンピックが開幕した。報道する側も、どう報道するかを試されている。大事なことは観戦を通して、障がい者に対する自分の内なる偏見に気付き、改めることだ。



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2016/09/11.Sun

『超高速!参勤交代 リターンズ』-日本語字幕版上映スケジュール

『超高速!参勤交代 リターンズ』-日本語字幕版上映スケジュール

9月10日(土)全国公開

 広島バルト11
イオンモール広島府中ソレイユ4F
9月25日(日)~9月26日(月)


s-超高速
s-超高速2

 幕府の陰謀で5日以内の「参勤」という難題を突き付けられた東北の弱小貧乏藩が、知恵を絞って危機に立ち向かう『超高速!参勤交代』(第57回ブルーリボン賞作品賞受賞)の続編。2014年6月21日に全国252スクリーンで公開された

 前作で行きの「参勤」を果たし藩の取り潰しを免れた湯長谷藩一行が、彼らへの復讐(ふくしゅう)に燃える老中が仕掛けた謀略により、帰りの「交代」でさらなる大ピンチに見舞われるさまを描く。

 主演の佐々木蔵之介をはじめ、深田恭子、伊原剛志ら主要キャストが続投するほか、古田新太、渡辺裕之、中尾明慶、宍戸開ら多彩な面々が新たに参戦する。

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邦画日本語字幕上映の案内
2016/09/11.Sun

公園で2対2のバスケットの勝負が…

公園で2対2のバスケットの勝負が(2016年9月11日配信『毎日新聞』-「余禄」)

 公園で2対2のバスケットの勝負が始まった。ある健常者の若者が車いすの相棒とチームを組み、健常者のコンビと対戦する。相棒が素早く敵のディフェンスをかわし、鮮やかにシュートを決める

▲障害者だから手加減してやろうと思ったのに。相手はそんな負け惜しみを言う。若者が言い返す。相棒が乗る車いすはマシン、つまり機械だが、彼にとって脚そのものだと。「マシン脚を持ってねえからってひがむなよ」。かつて「SLAM DUNK」(スラムダンク)でバスケット人気を日本中に広めた漫画家、井上雄彦(いのうえたけひこ)さんの「リアル」の一場面だ

▲「リアル」はそれぞれの苦難を抱えつつ車いすバスケットに情熱を燃やす若者の群像劇。リオ・パラリンピックでもバスケットを含め、競技用車いすを使う日本代表が活躍している

▲選手たちを支えるメーカーがある。千葉市の「オーエックスエンジニアリング」もその一つだ。元はバイク販売会社。創業者の石井重行(いしいしげゆき)さんはバイクの試験走行中に転倒し下半身不随になった。自分が車いすを使うようになり、一念発起して車いすメーカーに転身した

▲だが資金繰りが悪化し、社員の給与も遅れがちになる。それでも諦めず改良を重ねた。選手が活躍し始めると注文が増えていく。必要とされる時代が来たのだ。石井さんは人生をかけた勝負に勝った

▲障害者をことさら感動的に取り上げるメディアの手法が議論を呼んでいる。パラリンピックはどうか。そこにお仕着せの感動などない。トップアスリートが限界まで努力を重ね、ひたすら頂点を目指す。彼らもまた人生をかけたリアルな勝負の世界にいる。



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